Short Stories

■ 3分で読める!英会話にまつわる短編小説(ショート・ショート)


ワンナップ英会話が提案するライフスタイルを小説風にしてみました。
お時間のある時にご覧いただけますと幸いです。
各スクールの地域にまつわる話や英語の話。
そしてスクールに通う生徒さんの物語となっています。

この “A lifestyle OneUP English School recommends” は、その名の通り、 ワンナップが提案するライフスタイルの一つです。 ストーリーはフィクションではありますが、実際にカウンセリングなどで生徒さんから お聞きしたお話に基づいて創作しています。

ワンナップの生徒の皆様は、それぞれの事情の中で英語を学習されていて、 当然英語以外にも仕事や趣味、悩みなどをお持ちです。 主人公はそんな方々の象徴として登場し、英語を学びながら仕事と人生を歩んでいます。

ワンナップでは顧客という群衆は存在しません。その代りにおひとりお一人の個人の お客様(個客)がいらっしゃると思っています。 これらのストーリの中で出てくる架空の生徒さんをご覧いただくことによって、 ご自身を客観視し、ほんの少し前向きな気持ちになって頂ければと思っております。

  • Starting Over


    New秋山和美は恵比寿横丁の牛タン屋さんでビールを飲み干した。小さなカウンター。グループ客に挟まれた和美は一人である。
    サムネイル

  • その男の名前


    そもそもニックネームやあだ名は他人がつけるものであって、自分でつけるものではないと思っている。富田雅人は困っていた。
    サムネイル

  • 年の瀬の十人十色


    佐知子はちょっと早めに着いたと思っていたが、見渡すと既に多くの人が集まっていた。窓際には熱心に夜景を眺める派手なスーツの男が二人・・・
    クリスマス

  • タイムパラドックス


    郁夫は英語が出来なくて悩んでいる。こんなことなら三年前、英会話スクールに体験に言った時に学習を始めておけば良かった。あの時の自分をぶん殴ってやりたい・・・
    時計

  • 遠足を10倍楽しむ方法


    遠足に行くのは果たして何年ぶりだろうか。
    子供の頃、遠足の前日は楽しみで眠れなかったという事を佐知子は久しぶりに思い出した・・・
    ブーツ

  • 時代の荒波


    それは本当か?
    へい。間違いないっす。この耳でちゃんと聞きましたんで。
    ついにこの業界にもグローバル化の波が押し寄せるのか・・・

  • 研究成果


    2047年、恵比寿のとある研究所にて、歴史的な発明が最終実験の段階まできていた。博士と助手の片山は人類の夢を賭けた研究に終止符を打とうとするが・・・
    研究成果

  • クリスマスの夜に


    年末感が息苦しい。この時期はどうも世の中から自分だけが取り残されている様な気がしてならない。裕美は久しぶりに引っ張り出した結婚式二次会用のワンピースに新調のコートを羽織り・・・
    クリスマスの夜に

  • 味わい方と学び方


    ビールの注ぎ方にはコツがある。まず、注ぐグラス選びが大事である。
    炭酸を楽しむ為には細長いタイプのグラスが良い・・・
    味わいと学び方

  • ルーキーの苦悩


    こんなはずじゃなかった。社会人になったばかりの加織は理想とのギャップに焦りを感じていた。急遽決まった有力ディーラーとの打ち合わせ。加織は弁当の手配を任された・・・
    ルーキーの苦悩

  • ドメスティックアスリート


    次の試合で結果を出せなければ、今後の進退問題に関わる。いよいよ明日は本番。イメージトレーニングをしながら高橋は明日の試合に想いを馳せた。
    ドメスティックアスリート

  • 続続・クリスマスに逢いましょう


    クリスマスも近くイルミネーションに彩られた丸の内で、理絵は目の前のビルを見上げ緊張とも期待ともしれず胸が高鳴ってくるのを感じていた・・・
    続続・クリスマス

  • 祭りの流儀


    木谷正孝はパンプキンの着ぐるみを着込み、怪訝な表情で鏡の前に立った。こんなものなのだろうか・・・?
    祭りの流儀

  • 潜在意識


    理絵は彼と共に赤いスポーツカーで高速道路を疾走している。猛然と追いすがる黒い車はどうやら本気らしい。追跡者は車から上半身を乗り出し銃の照準を理絵に合わせた。
    潜在意識

  • いつかの約束


    そのホテルに、キャメルのコートに身を包んだ一人の日本人が入ってきた。エントランスに入るなりロビーを見渡し、何やらとても感慨深げである・・・
    いつかの約束

  • 年の始めのファンタジー


    木谷はその魔法のランプを手に取ってしげしげと眺めた。なぜ21世紀のこの世の中にあるのか、なぜ埼玉県の自宅の台所にあるのかは、全く以て謎である。
    年の始めのファンタジー

  • 続・クリスマスに逢いましょう


    年末のこの時期は「幸せでなければならない」という強迫観念がある。師走の週末に一人きりで過ごす恐怖は半端ではない。田川建一は品川駅高輪口を降り、ホテルへと足取りを速めた・・・。
    続・クリスマスに逢いましょう

  • 芸術家の本分


    ゴッホが生前に売った画は一枚だけだったという。志穂はそんなことを考えながら壁に掛かる印象派の絵画を眺めていた。
    芸術家の本分

  • アテンドの心得


    ペリーが来た。威風堂々。いかにも気難しそうな長身の米国人である。通訳を頼まれた萩原は臆する事なく話し始めると・・・
    アテンドの心得

  • 空の上のモチベーション


    羽田発福岡行きの飛行機のなか。コーヒーを飲みつつせっせと英会話の宿題に勤む尚子。そんな尚子に声をかけた爽やかで感じのいい客室乗務員は突然・・・
    空の上のモチベーション

  • バターに溶けた思い出


    そこは都内でも珍しい銀座の外れにある食パン専門店。恵は焼き立てのパンの甘い香りに包まれていた。熱いコーヒーを片手に眺める銀座の街なみはとても華やかな雰囲気だ・・・
    バターに溶けた思い出

  • 謎の外出とわたしの推理


    今年に入ってからの久美子の様子がおかしい。わたしはいそいそと出かける久美子の姿に不安を覚えながらも、ただじっと耐えていたが、遂に不安はピークに達し・・・
    謎の外出とわたしの推理

  • どん底と賛否両論


    最近落ち込んでいた松永は、友人の住田を待っていた。そんな気分の時にはぴったりの昭和の匂いのするその飲み屋で松永はこれから先の自分のキャリアについて考えていた・・・
    どん底と賛否両論

  • 旅立ちのモヒート


    恵比寿の静かな住宅街に音楽を楽しむバーがある。カウンターで片手にモヒート。今日子はグラス越しのピンスポットの光を眺めていた・・・。
    旅立ちのモヒート

  • キッカケはけんちん汁


    ふと隣を見ると男が座っていた。豪快に牛丼を掻き込むスーツ姿の男はどうやら日本人ではないらしい。そのスーツの男はおもむろに店員に話しかけたのだが・・・
    キッカケはけんちん汁

  • 折れない心が英語力


    黒々としたタクシーの前にはドライバーと思しき無表情なおじさんが立っている。人生で初めての海外一人旅。美和は高鳴る胸を押さえながら、勇気を振り絞って話しかけたが・・・
    折れない心が英語力

  • クリスマスに逢いましょう


    スクールアドバイザーから半ば無理矢理誘われて、勢いで申し込んだクリスマスパーティー。来てみたは良いものの、桂洋子は到着と同時にさっそく恐れていた「ひとりぼっち」となった・・・。
    SHORT STORIES クリスマスに逢いましょう

  • 希望の吊り革


    おかしい。埼京線の満員電車の中で、宮里香織はこの異変について考えている。今週に入り、なぜかあのサラリーマンの男はいつもの吊り革争いを仕掛けてこないのである・・・。
    希望の吊り革

  • 事件はいつも会議室で


    商品企画部の諸田はその日、デザイン決定会議に出席。東京本社の社員だけでの会議なので英語の必要は無かった。担当の諸田は意気揚々と日本語でプレゼンを始めたのだが・・・。
    SHORT STORIES 事件はいつも会議室で

  • 桃色三十路の朝


    土曜日の朝。絵美子は温かいベッドの中で呟いた。「あと5分で絶対起きる・・・!」そんな絵美子の葛藤をよそに、無情にも勤勉に働くピンクの時計・・・。
    桃色三十路の朝

  • 角筈のサムライ


    西新宿にある小便横丁を抜けて、青梅街道を渡ってすぐにその英会話教室はある。姉川は焦っていた。例の会議が明日に迫っているからである・・・。
    角筈のサムライ

  • ビールと英文法


    JR恵比寿駅一帯はその昔下渋谷という地名だったという。恵比寿駅から徒歩三分。テラス席のある小さなイタリアンレストラン。香辛料を店名にしたその店で、旧友を待つ一人の男・・・。
    ビールと英文法