「英会話学習に興味があるけど、挫折してしまったらどうしよう」
このように不安なお気持ちはありませんか?
本記事では、英会話学習で多くの人が挫折してしまうポイントと、それぞれの対処法を紹介します。
これから英会話学習を始める予定で、長続きできるかどうか不安に感じられている方は、ぜひ最後までお読みください。
英会話学習で挫折してしまうポイントと向き合い方のコツ
多くの人が英語学習で挫折してしまう理由は、主に5つあります。
ここでは、それぞれどんな理由で挫折してしまうのか、具体的な背景とともに対処法や向き合い方のコツを紹介します。
相手に自分の言いたいことをうまく伝えられない
英会話の際中、自分の英語をうまく伝えられずに相手に何度も聞き返されてしまうというのは初心者の方によくあります。
"What did you say?"などのように何度も聞き返されると、どんどん自信がなくなって挫折してしまいますよね。
自分の言いたいことがなかなか伝わらず、挫折してしまいそうなときの対処法は2つあります。
対処法①大きな声で話す
まずは、大きな声で話すことを意識しましょう。
何度も聞き返されると、
「自分の英会話が間違っているのかな……」
と気にしてしまいますが、聞き返される理由は“声のボリュームが小さいだけ”という可能性も十分にあり得ます。
英会話を始めたばかりのときは特に、自信がないため声が小さくなってしまいがちです。
まずは、間違っていてもいいのでとにかく大きな声で伝えることが大切です。
対処法②発音や文法の間違いを気にしない
「声が大きくても、発音や文法が間違っていたら伝わらないのではないか?」
このようにお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は多少の言い間違いがあっても意味そのものが伝わらないということはあまりありません。
なぜなら、前後の文脈などをもとに「何が言いたいのか」はある程度推測できるためです。日本語でも同じことが考えられます。
日常生活を送るうえで、一部聞き取れない単語や言い間違いがあったとしても、相手の言いたいことのニュアンスはある程度わかるはずです。
多少の言い間違いは問題ないととらえ、自信をもって話してみましょう。
相手の英語を聞き取れない
英会話の初心者の多くは、スピーキング(発話)だけでなくリスニング(聞き取り)にもあまり慣れていません。
そのため、英会話の際中に相手の言っていることがうまく聞き取れないため返し方がわからず、挫折してしまうということも考えられます。
多くの人がつまずいてしまうポイントですが、しっかりと対処法を身に着ければ挫折の心配はありません。
対処法①聞き返し方を身に着ける
相手の英語をうまく聞き取れないときは、「わかったふりをしない」のが大前提です。
英会話に限らず、日本語でのコミュニケーションでも考えてみましょう。
こちらの話す内容の意味がわかっていないにもかかわらず、わかったふりをする人は、だいたい「わかったふりをしているな」と気づいてしまうことが多くないでしょうか?
そして、わかったふりをされるとあまり良い気持ちはしないはずです。英会話でも同じことがいえます。
気持ちの良いコミュニケーションを行うために、まずは英会話での聞き返し方を覚えましょう。
■英会話での聞き返し方の例
- Could you say that again? (もう一度言ってもらえますか)
- What did you just say? (今なんと言いましたか)
- I didn’t get it. (わかりません)
対処法②会話のペースを気にしない
上記で、わかったふりをしないできちんと聞き返すという方法を紹介しました。
そもそも、なぜ多くの人がわかったふりをしてしまうのかというと、聞き返すことで会話のペースが崩れることを恐れているからではないでしょうか。
まずは、そういった心配をあまりしないで、会話のペースが崩れることも気にしないように意識しましょう。
逆に、わからないことをその場で聞くという行為は、英会話の勉強になる良いチャンスだと捉えると良いでしょう。
なかなか英語が出てこなくて言いたいことが言えない
日本語であればスムーズに会話ができる人でも、英会話だとどのように英語で言えばいいのかがわからず困ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
慣れない英会話でのやり取りが途中で止まると、焦って恥ずかしい気持ちになり、挫折してしまうことが考えられます。
ここで挫折しないための対処法を紹介します。
対処法:言えなかった内容をメモして次に備える
もし言いたいことが言えなかった場合、そのときは仕方ないと割り切りましょう。
大事なのは、自分の苦手を理解して次回に活かすことです。
きちんと言えなかったことをその場でメモして、実際はどう言えばよかったのかを帰宅時に調べましょう。
一つひとつ苦手を克服していくことで、失敗しても挫折せず、むしろ自分のスキルアップにつなげることができます。
勉強を苦痛に感じてしまうため続かない
英会話の勉強を苦痛に感じてしまって、挫折するという人もいます。
勉強そのものに苦手意識ができてしまうと、改善はなかなか難しそうですよね。
万が一、そのような状況になっても挫折せずになんとか英会話を続けるにはどうすれば良いのでしょうか?
対処法:英会話で自分がどうなりたいのか、目標を見直す
勉強が苦痛で挫折してしまう大きな理由は、目標を見失っているからではないでしょうか。
そもそも、英会話の勉強を始めたきっかけはなんだったのか思い出してみましょう。
「仕事のスキルアップのために英会話を身に着けたい」
「海外の映画を原語で理解できるようになりたい」など、人によってさまざまな目標があるはずです。
頑張って勉強を続けて目標を達成すると、自分にどんなメリットがあるのかを考えるとモチベーションにつながります。
また、当初の目標設定が曖昧だったという場合は、改めて今、なぜ英会話をできるようになりたいのか? を考えて目標を再設定しましょう。
自分の英会話スキルの成長が実感できない
「英会話の勉強を続けているけど、上達できている実感がない……。このまま通う意味はあるのかな?」
このように考えてしまうと挫折につながりやすいです。
しかし、成長が実感できていないからといって勉強をやめてしまうのは非常にもったいないです。
対処法:自分の成長レベルを気にしすぎない
英会話学習は、単語の意味・発音や文法の暗記など、覚えることがとても多いです。
そのため、学習を始めてから自分で成長を実感できるようになるほどの結果を出すまでに比較的時間がかかる傾向があります。
つまり、そもそも成長を実感できないほうが普通だということです。数ヶ月、または数年間コツコツと勉強を続けているのであれば、当初と比較しても知識が全く増えていないということはないはずです。
今まで続けてきた努力に自信を持ち、自分の英会話スキルの伸び率をあまり気にしすぎないようにしましょう。
英語学習を継続する方法
物事を続ける事は難しいです。継続は力なりといいますが、
英語でも、ダイエットでも、筋トレでも、ストレッチでも、習い事でもなんでも続けないと効果があがりません。
こちらの記事では継続するコツを紹介しております。
あわせてお読みください。
この他にもモチベーションを維持する方法はある
上記にモチベーションが下がっているときの対処法を記載しましたが、もちろんこの他にも方法はあります。
以下の記事では、統合的モチベーション・道具的モチベーションの二つに分けて説明しています。
モチベーションが下がりがちな方は是非ご覧ください。
英会話学習で挫折しそうになっても焦らず少しずつ勉強を続けていこう
以上、英会話学習で挫折してしまいがちなポイントとそれぞれの対処法を紹介しました。
英会話を始めたばかりの頃は、自分の発音や聞き取りがうまくできず挫折につながってしまうことがよくあります。
そんなときも、焦らず一つずつ苦手を克服していくイメージで勉強を続けましょう。
また、そもそも英会話学習とは始めてすぐに効果が出るということはあまりありません。
なかなか効果を感じられないときも、焦らず気にしすぎないということが大切です。
ワンナップ英会話では、マンツーマン体制によるフルサポートでレッスンを行っています。
挫折が心配な方も、一人ひとりに合ったオーダーカリキュラムを作成し初心者の方でもご安心いただけるかと思います。
受講生に寄り添い、モチベーション維持のサポートをおこなっております。
気さくなスタッフが多くフランクに気兼ねなく質問できる環境づくりを意識していますので英会話学習をご検討中の方はぜひご相談ください。