あいづちを制する者は会話を制す

"丸暗記"が効く!という話をしましたが
今回はまた違ったアプローチでスピーキングのコツをお話しします。

今回は 「上手なあいづちを打つ!」 です。

あいづちは、慣れていないうちは中々どう言っていいかわからず難しいものです。
一般的なあいづちと言えばこんな感じ。

イエース。
ヤー。
ア?ハ?
オーイエー。

大体はじめはこんなところから始まります。
そして慣れてくると

アイ スィンク ソー。
アイドン スィンク ソー。
リアリー?
アーユーシュア?

という感じになります。

極論を言うと、慣れてない人の場合ここまでがあいづちの限界です。(-_-;)
ですが、これだけですと中々話が弾みません。
というのも、日本語で話している時には
もっとバリエーション豊かなあいづちを無意識に使っているからです。

「へぇー。」
「そうなんだぁ。」
「まじで!?」
「うそぉー。」
「ありえないよ。」
「微妙・・・。」
「やっぱりね。」
「すごーい。」
「いいねー。」

という感じです。

これらのあいづち表現は、みなさんも良く使っていると思いますが
このうち英語で言えるものはありますか?

・・・はいっ。
そうなんです。
英語で言えるものは意外と少ないと思います。(-"-)

たとえば、
「へー。そうなんだぁ。」
これを英語で言うのは意外と難しいです。
この程度の表現なのに結構ハードルが高いですよね。

<ネイティブとの会話でよくある風景>
ネイティブ    アイ ウェントゥ ディズニラン イェスタディ。イト ワズ ソー ナイス!
あなたの頭の中  (へぇー。そんなんだぁ。)
あなたの返事  ヤー。
ネイティブ    ・・・・。
あなたの顔    (-_-;)

みなさんも、こんな経験あるのではないでしょうか。
「へー、そうなんだ。」 は、たとえばこう言ってください。

エクセレン!
ザッツナイス!
オー、グレイッ!
オー、クール!

これで、話が弾んできたりします!

え?、ディズニーランドに行ったぐらいで
別にグレートじゃないし?、
クールって程でもないし?、
ましてやエクセレント(最高)って程では・・・。
と思ってしまったあなた!
それではダメです!

例えば 「グレート」 は 「偉大な」 と訳すだけではありません。
場合によっては、

「へ?。」だったり、
「うん。」 だったり、
「すごーい。」 だったり、
「わかりました。」 だったりします。

もちろん、辞書訳では上記の訳は出てきませんが
映画の字幕では上記の訳が出てくることがあります。
ここがポイントです。
よーく考えたら日本語でも、
すごくないのに「すごーい」と言っています!

例)
「この間あたし、伊豆に行って来たんだー。」
「すごーい。どうだった?」

こんな感じです。

英語でも「すごーい」と同じように、greatやcool、excellentを使って良いのです。
では、これを踏まえて先ほどの会話をもう一度。

<ネイティブとの会話でよくある風景>
ネイティブ    アイ ウェントゥ ディズニラン イェスタディ。
イト ワズ ソー ナイス!
あなたの返事  オー、グレイっ!
ネイティブ ヤー!アイ ラブ ミッキー! ドゥユ ライク ディズニラン トゥー?
あなたの返事  オフコース!ハウワズイッ?
ネイティブ    ヤー、ペラペラペラ!
あなたの返事  オー、クール!

・・・・と、きっと会話が盛り上がるはずです。

少なくとも、会話が続きやすくなります。
ということで、今後は今までとは違ったあいづち表現も使ってみてください。
今までよりも少し会話が楽になると思います。
ちなみに以下は私が独断と偏見で訳してみましたので参考にどうぞ。

「へぇー。」    Great!
「そうなんだぁ。」 I didn't know that.
「まじで!?」  No way!
「うそぉー。」  You're kidding!
「ありえないよ。」 No way!
「微妙・・・。」 I don't know…
「やっぱりね。」 See?
「すごーい。」  Excellent!
「いいねー。」  Great!

これらの表現・訳は、話の前後関係によって使えない場合がありますが「まあ、大体こんなものかぁ」と考えてください。
あいづちをうまく使うと、会話にリズムが出てきます。
あいづち上手は話し上手。
話が弾みますので、ぜひ新しいあいづち表現に挑戦してください!

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