金融機関勤務

染野 幸司さん

TOEIC400点台→850点 挫折から復活し国際部門へ

英会話を始めようと思ったキッカケを教えてください。

キッカケはただ単に当時住んでいたマンションにワンナップ英会話のチラシが入っていたからです。その時初めてワンナップを認識しました。当時は仕事で英語は必要なく、チラシを見た時は「近いな。へー。無料体験レッスンやってるんだ」と思ったくらいでした。でもそれだけで、その時は体験レッスンにも行っていません。

その後ワンナップ英会話に行ったのは何か転機があったんですか?

たまたま暇だったからです(笑)私は銀行で働いていたんですけど、「銀行にはどうやら国際部門というのがあるらしい。英会話は出来ないよりも出来た方が良いらしい」と漠然と思っていました。それである時、時間があったので何となく無料体験レッスンに行ってみました。実はホントにそれだけなんです(笑)。

その時、すぐに申し込みましたか?それとも持ち帰って検討されましたか?

いや、その時は持ち帰って検討したと記憶しています。でも、HUBでビールを飲みながら英語を話すっていうイベントがあるじゃないですか。実は僕、それに参加して、その後で入会を決めたんです。

染野 幸司さん

本当ですか!?FEEL English!にいらっしゃっていたんですね!

もともと、HUBの存在は知っていて、HUBでお酒を飲みながら英会話のレッスンぽいことが出来るのは面白いなと思ってとにかく一度行ってみようと思ったんです。それで少し英会話教室の敷居が下がった気がします。その時のテーマが、確かワークライフバランスについてディスカッションするっていうような・・・

確かにそういうテーマでやってました!どうでした?FEEL English!は?

それが FEEL ENGLISH! に行っても結局全然喋れなくて・・・。ただ汗かいて、飲んで、その時は全然だめでした(笑)それでやっぱりやろう!と思って入会しました。

英語はもともと得意な方でしたか?

いえ。大学の受験科目に英語があっただけで経験としてはそれくらいです。

英会話を習い始めて調子出てきたなと思ったのはいつくらいでしたか?

比較的早い段階だったと思います。入会してからしばらくしてTOEICのテストを受けたらスコアが500点台後半にまで上がっていたんです。会社で受けた時は400点台半ばくらいだったので結構上がったなと思いました。アドバイザーの方からは、もともと受験勉強で基礎はしっかりやっていたので染野さんだったら少しやればすぐに伸びていくと思いますよって言われていたんです。でもその時はまだ英会話教室やアドバイザーを信用していなくて、かなり訝(いぶか)しがっていったんですけど(笑)
そしたらホントに上がったのでもうちょっとやってみようかなと。その後も半年に一回くらいTOEICを受けたんですが、スコアは着実に上がっていったので、「ああ、ちゃんと伸びるんだな」と思って頑張れました。

その後TOEICのスコアが600点台半ばくらいまで来た頃から、異動したいっていう気持ちが出てきました。当時銀行では730点が国際部門に行く一つのボーダーとして位置づけられていて、もうちょっとやったら国際部門にいけちゃうんじゃないかと思ったんですよね。そうして英語学習を続けているうちに、いつのまにか国際部門に異動することになりました。

それは自ら手を挙げて異動したんですか?

はい。手を挙げました。私はTOEICのスコアが出る度に人事部にスコア証明書を提出していたんですよ。そうすると人事データ上でTOEICのスコアデータが書き換えられていきました。そういう事も一つの理由で異動という形になったのかなと思います。

現在のスコアは?

今は全然TOEICは受けてません。かなり前のスコアになりますが最高点は850点です。

すごい!普通に400点台で入社して850点になるって結構夢のような話ですね。

確かにそれはそうなんですけど、スコアが上がって実際に国際部門に異動になり、実務で英語を喋るようになってくると、TOEICだけで足りないんです。やっぱり実用的なスピーキングの力が求められてくるので、もっとやらなきゃいけないなという気持ちが出てきたという所もあります。

TOEICの対策はしましたか?

やりました。でも購入したTOEICのテキストは1・2冊かな。それからリスニングの勉強がすごく嫌いで、リスニングの勉強は正直あまりやっていなかったです。

傾向的にワンナップ英会話の生徒さんは何もしなくてもリスニングはどんどん上がっていきます。
そういう意味では、やっぱり50分のレッスンは効いたのでしょうか?

そうですね。レッスンでリスニングは鍛えられたと思います。それは大きかったと思います。

挫折したこと、もしくは難しいなと思った事はありますか?

いやー。ありましたねー。実は私は一度、通い切れずに残りのレッスン回数をかなり残してドロップアウトしてます。

そうでしたか!?順調に来られたように思っていましたが。

そうなんですよ。実は当時、英語学習に対する周りの協力が得られなかったんです。それで家での予習復習が出来なかったんですよね。あの時は挫折だったと思います。やっぱり英語ってコンスタントに週に二回はワンナップに通うとか、自宅で予習復習するとか重要だと思うんですけどそういう事が出来ない時期があったんです。

英語学習で大事なのは、もちろん自分自身の英語を学びたいという向上心や継続していく気持ちというのもあると思うんですけど、私が上手くなかったのはそういった状況を周りに理解してもらう努力をしなかった事ですかね。その時は家庭とワンナップ、どちらが大事だっていう・・・

それは家庭です!間違いないです!染野さん正しい!!

ただ、その時一か月間通っていなかったら、ワンナップから「最近来ていませんが、ぜひレッスンに来てください。予約を承りますよ」っていう電話が初めてきたんですよね。普通にコンスタントに通っている時は知らなかったので、おお!こんなシステムがあったのか!と驚きました(笑)あ、このスクールほっとかないな。なんだこの面倒見は!と。(笑)

一度挫折をしたという事ですが、その後どのように復活したんですか?

その後状況が変わって時間を取れるようになったんです。それでまた英語学習に時間を使えるようになりました。でもその時はどこに通う事もなくワンナップの教材の復習とか市販のテキストで学習をしていました。そうやって自宅学習をしていたらまた英語が少しずつ伸びてきたんですよね。会社でも国際部門の中でより英語を使う部門にいくことになりました。それでさらに仕事で英語を本格的に使う事になって、これはまずいと思ってもう一度英会話教室に行こうと思いました。ちょっと言いにくいんですが実はその時、当時住んでいた所に近くにあった大手英会話教室のグループレッスンに行ったんです。10回完結1万円みたいなキャンペーンのコースがあって、それを受講したんですが個人的にはちょっとこれは継続できないな・・と思って。それでもう一度ワンナップの門を叩いたんです。いやー。あの時は相当恥ずかしかったです。一回ドロップアウトしたという気持ちが強くて。

染野 幸司さん

なぜそのスクールだと継続しないと思ったんですか?

いくつかあるんですけど、グループレッスンだったので使う教材が決まっていました。それが自分に合わなかったという事と、一人当たりの喋る時間がかなり限られていた事、それから固定制のレッスンで時間割が決まっていた事。振り替えレッスンも私のレベルだと空いている所があまりなくて。その時はすぐに英語を上達させたかったのでこのグループレッスンを続けていいのか、と思って。それでやめました。

そのスクールでのレッスンはどうでしたか?

そうですね。正直私は結構レベルの高いレッスンに入る事になったんですけども、ただどうしてもグループの数に限りがあるんですよね。グループの数と生徒さんの実力のステージの差があり過ぎるので、無理矢理ちょっと合わせているところがあるんですよね。ペアワークの際でも向き合っている生徒さんとのレベルの差もあり、この5分は無駄だなぁと思ったりしました。

なるほど。一応公平を期する為にグループレッスンのメリットも私達の方で付け加えさせて下さい。グループレッスンでは費用が安い事、リーズナブルだから続けやすい事、一緒に学ぶ仲間が出来る事、他の人の英語が聞けることなど、様々なメリットがあります。
特に気が合う学習仲間が出来たらモチベーションの維持にはとても役に立ちます。それから固定制というのも週一回必ずその時間は英会話!と自分に強制力をつけるという点で効果がありますよね。

さて、その時の染野さんはご自身のスタイルはワンナップ英会話が合っていると考えて再開されたんですね?

はい。その時は品川校ではなく、職場の近い東京日本橋校にいきました。そして今は恵比寿校に通っています。

再開後も予習・復習はちゃんとやっていたんですか?

はい。それは一番初めの体験レッスンの時に、自宅での英語学習の方法も教わったんですね。また12回毎にカウンセリングがあるので、常にその時々のアドバイスを頂いてそれを参考にしてました。

実は別のインタビューでも生徒さんが同様の事を仰っていました。順調に上達していく方はもらったアドバイスを素直に行動に移している方が多い気がします。

それはですね、アドバイザーのアドバイスが抽象的じゃないからわかりやすいからなんだと思うんです。ただ「読みましょう」「書きましょう」とかじゃなくて、「今は簡単な英文を沢山読む時期です」っていう風に私の状況を理解して、かなり具体的にアドバイスくれます。他にも「今は沢山聞くときです」とか。直近で頂いたアドバイスは「今は速く喋る練習をしましょう」と言われています。ただ単に「読みましょう」「書きましょう」って誰でも言えるじゃないですか。そんなのはわかってますしね。やっぱり腑に落ちるとやってみようと思えます。ただ毎回カウンセリングで時間を掛けて頂いてるので、皆さんにご迷惑をかけてるんじゃないかと思う事もありますが(笑)

大丈夫です!それがアドバイザーの本分です!

ホントですか?この人何時に帰るんだろうって思われてるんじゃないかって(笑)

アドバイザーに関わる事で印象に残っている事はありますか?

そうですね。アドバイザーのTさんは結構厳しかったので印象深いです。
「そんなペースじゃゴールまでたどり着かないですよ」ってバシッと言われて本当にそうだなと思いました(笑)優しい言い方もあれば厳しい言い方もあって良いのかなと思うんですけど、人間って大体つらい事を言われると覚えているじゃないですか。そういう意味は僕には良いアドバイスになりましたね。グサッ!ときました(笑)

染野 幸司さん

スクールでご友人が出来たと伺っていますがどのように知り合いましたか?

イベントがキッカケですね。特にバーベキューは一番友達が増えた気がします。ビールの缶を持ってフラフラ歩いて、「僕は恵比寿校なんですけど、どちらのスクールに通ってますか?」みたいな感じで話しが始まることが多いです。その後のイベントでも顔を合わせた時に、「あれ?この間のイベントにいらっしゃいましたよね?」という感じで徐々に知り合いになる感じです。みなさん仕事も英語も頑張っている感じの方が多くて刺激になります。

スクールで友人は欲しいと思っていましたか?

いえ、私はただ英会話力を向上させたかっただけで友達が欲しいとは思っていませんでした。なので、知り合いが出来るとも思っていませんでした。でも実際は仲良くなった男性3人組でレッスン後に飲みに行ってそのままカラオケ行ったこともありますけどね(笑)メチャクチャ仲が良いっていうわけじゃないですが、普通に友人として今でも連絡は取り合っています。そこまで密ではありませんが、やっぱり仲間がいるのはいいなと思っています。それから、その知り合いになった方々が結構英語が上手くって、イベントで彼らが英語を話しているのを見ると「俺もああいう感じで話したいなぁ」って思ったんですよね。それは良い目標になりました。

イベントではしゃぐ染野幸司さん

モチベーションが下がった時などはありましたか?

モチベーションは維持出来ていると思いますが、来られない時期はありました。実は再開してから一回、「最近きてませんよー」という“一か月電話”をもらったんですよ。ちょっと忙しい時期だったんですよね。あの時は「ああ、行かないとなぁ」と思いました。行けば問題ないんですけど、行くまでが正直ダルイんですよ(笑)

ただ私は英会話ってそんな簡単に身に付かないなと思っているんです。ホームページかどこかにあったと思うんですけど「英語は簡単に身に付かない!」って書いてあったんですよね。それがワンナップを選んだ理由でもあるんですがいわゆる「聞くだけでベラベラ」っていうのはあまり信じられなくて。やっぱり長くやっていかなければならないからこそ、続けられる仕組みが必要だと思います。一か月電話や12回に一度のカウンセリングとか、そういったマイルストーンがあって、飽きずに一歩一歩進んでいけるのではないでしょうか。

スクールのサービスの中でワンナップらしいなと思う事を教えてください

レッスンでは、すごく英語を直してくれるんですが、それを毎回詳しくシートに書いて渡してくれるのは有り難いです。以前の英会話教室ではそこまでノートを書いて明示してくれるシステムはありませんでしたから。

あとはイベントに参加して、イベントの中で外国人の先生と喋れるっていうのは得だなっていう感覚があります。そういう時の外国人との会話が楽しくて、それがモチベーションにつながるなという風にも思うんですよね。バーベキューだったら一日遊んでビール飲んで、おいしいバーベキューを食べて英語しゃべり放題ってホントにいいなって思うんですよね。普段のレッスンでは時事英語をやる事が多いですが、イベントではくだらない事を一杯喋るホントに良い機会です(笑)

それから奥さんが以前大手の英会話教室に通っていて、そこはちょっと料金が高い所だったんですけどレッスンの自由度が少なかったそうです。またそこの英会話教室には営業の人はいますが、ワンナップのアドバイザーにあたる役割の人がいないんですよ。奥さんもワンナップで学習を始めて、アドバイザーの存在は新鮮だと言っていました。実際私が10回通った大手の英会話教室にもアドバイザーにあたる人はいませんでした。自宅学習の仕方や英語学習のツールについても詳しく教えてくれる点は良いところですよね。

アドバイザーは染野さんにとってどんな存在ですか?

うーん。第二の先生という感覚かなぁ。いつもレッスン後に分からなかった部分を教えてくれるのですごく助かっています。あそこで話せなかったら悶々としたまま帰る事になっていると思います。ふと思った事を聞けるので助かります。
僕が以前通っていた英会話教室ではネイティブと日本人講師が半分半分で英会話レッスンをやってくれていて、ネイティブに聞けない部分を日本人講師がフォローをするスタイルでした。でもワンナップでは全てネイティブにレッスンをしてもらって、そのフォローはアドバイザーの方にしてもらってるのでその方がレッスンでは100%時間を会話に費やせるし、ちゃんと理解も出来るのですごくいいと思います。

実際、アドバイザーと喋るだけでモチベーションが上がります。事務的な対応じゃなくて雑談もして、わからない事があったら相談して、っていうのはモチベーションの一つになっていますね確実に。スクールに来る前に今日の講師は誰だろうと思うのと同時に、今日はアドバイザーは誰がいるんだろう?とか思いますもん(笑)。もしアドバイザーがいなくて、先生と事務的な受付の人だけで運営されていたら、ワンナップ英会話の魅力は半減ですね。なんだか普通の英会話教室になっちゃうというか。

今から英会話を始める人にアドバイスをするとしたら?

英語はそんな簡単に習得できないというのは言えると思います。でもやればちゃんと身についていくものだとも思います。だからこそ費用やシステムを含めて長く続けられる英会話教室選びをすることが重要だと思います。

英会話を始める人は、長く続けられる自分のスタイルをまずよく考えた方が良いと思います。私の場合は、定期的なカウンセリング、レッスンの内容をカスタマイズ出来る、それからイベント、自由予約制、・・・と言った点が僕が続けられたポイントですかね。

受講ペースに関して言えば、例えば英会話教室に体験に行った時に向こう一年間自分が忙しくなるか暇なのかっていうのはわからないと思うんですよね。だから受講ペースに関しては自由度があった方が続けられると思います。続けていけなくてドロップアウトするのはホントもったいないと思います。

オンライン英会話に関しては良い点もあるんですけど、これは人によるんでしょうね。安さと気軽さという意味ではメリットがありますが、カリキュラムをどうするのか、モチベーションのキープと復習をどうやっていくか、という課題をクリア出来れば良いのではないでしょうか。

ありがとうございました!

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