ワンナップ英会話に入会される前は、他の英会話教室を検討されましたか?
過去に英語学習で挫折したこともあり、英会話教室に入るならマンツーマンと決めていました。
ワンナップ英会話は料金がリーズナブルで、50分のマンツーマンレッスンが受けられるというのが選んだ理由の一つです。他社と比べるとわずか5分の差ですが、それが積み上がっていくと無視できない量になると思います。
体験レッスンの印象をお聞かせください。
体験レッスンはMiguelとだったのを覚えています。Miguelはその時全く話せなかった僕の英語を手取り足取り、「きっとこう言いたいんでしょ?」と下から持ち上げてくれて気持ち良かったですね。
その後のアドバイザーの横田さんの説明で印象に残っているのが、「簡単に喋れるようにはなりません」と言われた事です。「(英会話の習得は)簡単じゃない」と開口一番に言った英会話教室はここだけでしたので、信頼できると感じました。
駒橋さんが英会話を始めたきっかけは、確か転職だったと記憶してますが?
いえ、逆です。英会話に通ったことが転職のきっかけになりました。
元々はどういうきっかけで始められたんですか?
以前の職場で、初めて海外のお客さんと取引することになったとき、全く英語が話せなかったんです。Hello しか言えず、How are you? って聞かれたら固まっちゃう。そんなレベル。「これではまずい」と思ったのがきっかけです。そしたら、たまたま会社の先輩がワンナップに通っていたんです。
ワンナップ英会話のことはご紹介で知ったんですね。
そのとおりです。ただ、その先輩と同じ時間帯でレッスンに入るのはちょっと嫌でした(笑)拙い英語が彼に聞こえてしまうという(笑)
今のレベルはどのくらいですか?
初級からはじめて、今は仕事で使えるレべルになりました。
TOEICのスコアはどれぐらいでしたか?
当初は485点くらいだったと記憶しています。今は820点です。
英会話をやってみて他にも変化はありましたか?
すごく変わりました!英語でしか書かれていない情報が読めるようになって、視野がとても広がりました。今まで英語というだけで情報をシャットダウンしていたのが大変もったいなかったですね。また、外国籍の友人や、英語学習を共に頑張る仲間もできました。
英語学習を始めてからどのくらいで調子が出てきましたか?
海外の人と話すのに抵抗がある、いわば「アレルギー感覚」がなくなるまでに半年はかかりました。学習を始めて1年くらい経った時に、さきほどの「視界がふわっと広がった感じ」があって。それが転職のきっかけです。
単純に「英語を喋りたい」から、「英語を使う職場に行きたい」「海外の仕事もやりたい」と自分の考えが変わっていきました。それまでは英語によるキャリアアップは目指してなかったんですけどね。
今のお仕事について教えてください。
自動車メーカーでモーターショーをプロデュースするチームにいます。モーターショーって、国内だと2年に1回ある東京モーターショーだけですが、世界に目を向けると、デトロイト、ジュネーヴ、中国、フランクフルトなど、常にどこかで開催されているんですね。
こうした世界中のモーターショーのマネジメントをしているので、当然メールや電話、ミーティングは英語です。
転職活動をされるにあたっては英語力は求められましたか?
TOEIC730点以上がエントリーの条件でした。実は、転職のときは730点未満だったんですが、入社するまでに取るという条件で内定を頂いて、必死に取得しました。
でも入ったら入ったで、「次は800点がボーダーラインだからね」って言われて、あれ?みたいな(笑)。そこも頑張って乗り越えました。
TOEICのスコアアップに向けての勉強はしましたか?
TOEIC向けの勉強はそれほどやっていないです。ワンナップに通って喋っての繰り返しで自ずとスコアはついてくるだろうと思っていました。あとはライティングの宿題をやっていました。
TOEICの勉強に特化しない代わりに心がけていた事はありましたか?
毎月TOEICのテストを申し込む、というのをしばらくやっていました。「今回のテストは次回のための模試である」くらいの割り切りで、とにかく毎月受験する。
こうすると、「毎月テストを受ける」状況から脱したくなるので、過去問を見直すようになります。また、受験慣れすると問題の傾向もわかってきて、それがスコアアップに繋がっていた感じです。
「読み研」にも来てくださいましたが、TOEICに役立ちましたか?
役立ちました! 色々な勉強法を調べていると、結局何が正しい読み方なのかわからなくなることってあるじゃないですか? ちょうどその時期に読み研に行って、「最初はさらっと読む、その後精読で単語と意味と文法を押さえながらきっちりと読む」というトレーニングをしたことで「日本語の語順に置き換えずに英語の語順のまま理解していく」癖がつきました。
ああやってみんなでやるのって学生の頃以来ですよね。
すごく面白かったです。人によって翻訳結果はかなり違うんですが、どちらも正しい。翻訳には一つの答えがなく、人によって個性があり結果が変わるんだってことを体験できました。
もう一つ、新鮮な驚きがありました。ある時、英語がペラペラの帰国子女の方が参加していたんですが、翻訳となると全然うまくいかないんですよ。海渡さん曰く、この方は「モノリンガルを二つ持っている状態であって、バイリンガルとは違う」と。英語ができる=翻訳できる、ではないんだと驚きました。
読み研以外の講座にも来てくださいましたが、印象深いものはありますか?
海渡さんのビジネス英語講座の話が印象に残っています。時間がない中でどうモチベーションをあげていくかという話だったのですが、「確かに過去を振り返ると今が一番忙しいけれど、これからの人生の中では今が一番時間がある!将来はもっと時間がなくなるぞ!だから今やれ!」って熱弁されて、なるほど確かに~!!って(笑)。実際、私も子供が生まれたので、これから時間の管理をどうやっていこうか考えているところです。
子供がいると自分だけの都合でなくなりますから大変ですよね。
英会話を始めた時はまだ独身だったんですよ。続けているうちにライフステージが変わりました。だからあの時、「仕事で英語が話せないショック」を経験していて良かったです。
英語が話せなくてショックを受けた経験は、大きなキッカケだったのですね。
あれが無かったらやっていなかったと思います。当時は英語の勉強=苦痛っていう印象が強かったので。でも今は、英語の勉強が楽しい。
たぶん、ジム通いと似ていると思います。運動ってハマってない人にとっては「健康のために仕方なくやるもの」ですが、ハマった人には「楽しくてやりたいからやるもの」ですよね。それと同じです。英語を喋りたい、だから学校に行く。今は「学校に行かなきゃ」という義務感はありません。
特に楽しく感じるようになったのはいつ頃からでしたか?
レベル3になって、自分の意思がスムーズに表現できるようになってきたところで一気に楽しくなった感があります。それまでは「喋りたい脳みそ」と「喋れない口」にギャップがあってモヤモヤしていましたね。
モヤモヤしていた時期はどうやって乗り越えましたか?
1年ぐらいレベル2Cでとどまってしまい、なかなか3Aになれませんでした。その頃に、教材+ライティングだった宿題を、ライティング一本に変更したんです。アドバイザーに相談して、限られた時間の中で文章を組み立てる練習をしましょうっていう話になって、そっちに全部切り替えたんです。
いざやってみると、最初は3行書くのに30分くらいかかっていたのがだんだん改善してきて、それがそのままスピーキングの滑らかさに比例していきました。
アドバイザーにご相談頂いて、提案を素直に実行してくださっていたんですね。
もし独学でやっていたら、この壁は越えられなかったと思います。
他に英会話教室に通ったことはありますか?
高校生の時、大手英会話のグループレッスンに通っていました。でもグループレッスンって、喋れる人がたくさん喋っちゃうんですよ。当時も一緒にやっていた友達がいて、その子はけっこう喋れるのに、一方で僕は喋れない。どんどん劣等感を感じるようになり、結局1年と続かなかったです。
また、スカイプ英会話をやっていた時期もありました。ワンナップだと「前回駒橋さんはこういうレッスンをしました」っていう記録が残っているので、レッスンに繋がりがあるんですけど、オンラインってそこの繋がりがないんです。毎回自己紹介から始まって、同じような話題をずっと繰り返す感じになってしまう。あまり発展性が感じられず、途中で止めちゃいました。
ワンナップ英会話では英語学習のモチベーションを鼓舞する為に様々なイベントも開催しています。参加した感想をお聞かせください。
とても楽しいです!いつも準備ありがとうございます!(笑)
イベントでは、お酒も入るし、ビジネス英語のテキストには載っていないフランクな表現を使うチャンスがあるのがよいですね。ただイベントを楽しむだけではなく、実は海外の方とビジネスを離れて雑談するときの訓練にもなっていると思います。
スクールでは見られない講師の違った一面を見られることもモチベーションの維持に繋がります。イベント自体のクオリティーも高く、皆さんががんばって準備をしてくださっていることをひしひしと感じながら楽しんでいます。
ちなみにどのイベントが一番良かったですか?
運動会ですかねぇ。大人であることを忘れましたね(笑)。勝った瞬間のみんなの「うぉーーーー!!」っていう騒ぎ具合。もう馬鹿みたいに盛り上がりました(笑)。生徒、講師、アドバイザー、ネイティブ、日本人…様々な垣根を越えて白熱しましたね。とても素敵な時間でした。
Feel Englishも定期的に来てくださっていますよね。
グループを同じレベルの方で揃えてくれるから、発言の割合が偏りにくいのが良いですね。また、それぞれの生徒さんがどうやって英語学習と付き合っているか情報交換できるので、マンツーマンレッスンの孤独さを補完してくれます。
雑談のなかで他の生徒さんがなぜ英語の勉強をしているのか、そのバックグランドを知ったりできるので、自分が英語を習い始めた時のことを思い出してモチベーションがアップするきっかけにもなります。
モチベーションをいかに維持するかが重要なんですね。
英会話の勉強って息の長い戦いだし、誰でも迷ったり葛藤したりする時期があると思うんです。そうした時、アドバイザーの方と雑談したり、カウンセリングを受けたりしたことが、モチベーションを途切れさせない糸になっていたと思います。
アドバイザーさんは”最後の命綱”なんです。これがはらりと解けてしまったら、「ああ。もう俺英語いいや」となってたと思います。レッスン後のアドバイザーの方との雑談があるから、僕は「今日も楽しかったな」「また行こうかな」という気持ちになれていると思います。
英会話を検討されている方にアドバイスをお願いします。
「逃げないこと」、これにつきます。
「あっ、英語ダメなんで海外出張は無理です」って言うのは簡単です。海外のクライアントとの仕事を避け続けることもできます。人生の中で、英語が喋れないことを理由に、英語を使うチャンスから逃げている事ってけっこうあるんですよ。私はそのチャンスから逃げずに正面から挑み、英語の勉強をしたことで人生が変わったと思います。
最初の方でお話ししたように、僕の場合は転職ありきで英語を勉強したんじゃなくて、勉強をした事によって転職をすることになりました。英語学習が自分の視界を広げて様々な情報が見えるようになってきて、自分の現状に満足がいかなくなったから転職を考えた。転職をした後も、グローバルな視点で仕事をするようになり、見えている世界が全く変わったと思います。