流暢さ>正確性で話す

つづいて②の方!
「話そうとは思ったけど、正しい文章が作れなくて黙ってしまった」

これは、典型的にハマってしまうパターンです。このタイプの人は、実は文法がそこそこ出来る方が多いです。正しい文章を時間をかければ作れるだけに、間違った文章を話さない傾向があります。
そして文章を頭の中で「日本語」→「英語」と訳しているのでレスポンススピードが少し遅いかも知れません。

マンツーマン英会話のシチュエーションですと、自分が喋らずに待っている時間はグループレッスンに対して少ないです。結果として文章を考える時間も少ないと言って良いでしょう。
グループの場合、他の生徒さんの英語を聞いている間に自分の英文を頭の中で作成していくことが出来ますがマンツーマンでは、常にあなただけが話すことになります。

こういう方の場合は、相づちなどを打ちながら時間を稼ぎ、出来るだけ思いつきで話すように心がけて下さい。思いつきで話すと、当然文法の間違いが多くなり「ああ~!また間違っちゃた!前はこんなに間違えなかったのに・・・。」と思うことになります。

要は間違いが多くなった分、以前より英語力が落ちた錯覚に陥ります。ですがそれでOKです!
まず、間違えたこと自体で周りを気にする必要がありません。マンツーマンですのでその間違いを恥じなくて済みます。そしてその間違いの増加は、3歩前進の為の1歩後退です!やっている内に、徐々に反射的に答えられる英語が多くなります。そして徐々にミスが少なくなっていきます。

これは、わたしも経験の中で実証済みです。
以前の私は、高速で「日本語」→「英語」と頭の中で訳していました。それだけですと限界が出てきます。レッスン以外のシチュエーションでみんなで話しをする時などに、スピードが追い付かないのです。

まずネイティブが喋っている内容を、以下のように頭の中で処理してました。

聞く →「英語」 → 和訳 →「日本語」 → 理解!

そして、それを受けて話すときに

自分の意見をつくる → 「日本語」  → 英訳 → 「英語」 → 話す

こうやっていると、一生懸命理解している間にどんどん話が前に進んで行ってしまいます。これを一度やめて

聞く → 「英語」 → 理解 → 「意見を英語でつくる」 → 話す

とやると、スピードが格段に上がります。

結果として、頭の中で日本語訳をしない分、若干理解度が落ち、そしていきなり英語で答える分、正確性が落ちます。
が、これを繰り返していくと、「英語で考える」ということが出来るようになります!!!!!これは大きな財産です!

ですので、「話そうとは思ったけど、正しい文章が作れなくて黙ってしまった」という方の場合は、正しい文章を創ることに注力するのではなく、とにかく、間違えても良いので沢山話していく方向に振った方が後のジャンプアップにつながります。
黙っていてはもったいないです。
正確に話すこと自体よりも、流暢に話すということに一度方針を振ってみましょう。

マンツーマン英会話では、講師が生徒さんのそんな方針も理解した上で英語のチェックをすることができます。有効活用して効率よくレベルアップさせましょう。

最後に、理由③「話そうとは思ったけど、何を言っていいかわからなかった。」方。

 

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